かわいい我が子には、手作りのものを着せたいというお母さんは多いでしょう。しかし、これまで編み物をしたことがない人にとっては、ハードルが高いと思うかもしれません。でも、基本的なことを押さえれば、初心者でもそれ程難しくなく作れますよ。
赤ちゃんに身に付けさせるアイテムは、当然赤ちゃんにとって肌触りの良い物を選びたいですね。毛糸には赤ちゃん用の毛糸があるので、それを選ぶようにしましょう。画像の毛糸は、甘撚りのふっくらした感じになるコットン100%の毛糸です。それ以外にも、ソフトな風合いを味わえるウール100%やアクリルとウールが混合したものなどもあります。
無農薬のオーガニックコットン
ベビー用の毛糸の中には、オーガニックコットン100%のものもあります。オーガニックコットンとは3年間化学肥料や農薬を一切使用していない畑で、無農薬栽培された綿のことです。製造工程でも薬品をしない天然素材のため、アトピーや肌の弱い人も安心して使用できます。赤ちゃんの健康を考えて、積極的に取り入れたい毛糸です。
糸のかけ方とかぎ針の持ち方
糸のかけ方にはフランス式とアメリカ式があります。フランス式とは糸を左手の人差し指に掛けて編む方法で、アメリカ式は右手の人差し指をかぎ針にかけます。どちらの方法でも構いませんが、フランス式のほうがスピーディーな編み方ができるので、初心者はフランス式をおすすめします。かぎ針は、針の先から3、4センチ離れたところを親指と人差指で挟んで持ち、中指を添えるように持つようにします。
初心者に縫い方を教えてくれるサイト
初心者に分かりやすく編み方を教えてくれるサイトが色々ありますが、その中でもおすすめのサイトを幾つかご紹介します。その1つは、フェリシモの公式サイトです。無料動画付きで、基本的な編み方を分かりやすく教えています。また、日本ヴォーグ社の公式サイト「手づくりタウン」もおすすめです。こちらも編み物の基本的なことを、初心者でも理解しやすいように解説しています。
動画で編み方を学ぼう!
ユーチューブ内で「編み物 初心者」で検索すると、たくさんの初心者向け動画が登場します。針や糸の持ち方を解説している動画から、かぎ編みや棒針編の動きを撮影している動画もあります。多くの動画がゆっくりとした動きで編み物をしているので、ついていきやすいと言えます。また、赤ちゃんのニット帽やシューズの作り方の動画もアップされているので、参考になります。
今回は、ベビー用品を毛糸で作るために知っておくべき基本的なことをご紹介しました。赤ちゃんに自分で作った帽子や服、靴下などを着させるのは、お母さんにとって喜びですね。毛糸で作るのが初めての人にとっては、少々戸惑うことがあるかもしれません。でも、完成したときの嬉しさは、何とも何とも言えないものがあります。この機会に、ぜひ挑戦してくださいね。