台風を甘く見るのは危険

新たにスチールの物置や物置を設置するときに、アンカー工事をするかどうかを考えるのではないでしょうか。アンカーを設置すると、それを取り除く時に手間がかかるし、業者に依頼するとなった場合、お金もかかるので止めておこうと考えるかもしれません。しかし、台風は甘く見ると、物置や倉庫が倒壊するなど痛い目に遭います。台風は思ったよりも恐ろしいものです。

台風は恐ろしい力を出します

台風の力はどれほどなのでしょうか。台風の強さの階級は3つに分かれています。33m/s以上~44m/s未満が「強い」、44m/s以上~54m/s未満が「非常に強い」、54m/s以上が「猛烈な」になります。ちなみに「m/s」という単位は1秒間に何m進むかを示すものです。「非常に強い」という階級に含まれる風速40m/sの時 かかる荷重は1.2kN/m2です。これは1平方メートルあたり122kgもの力が働くということです。
この数字を考えてだけでも、台風の恐ろしさを理解できるのではないでしょうか。

可能ならアンカーの設置をおすすめします

台風が非常に恐ろしい力を出すことを考えると、可能ならアンカー工事をすることをおすすめします。スチールの倉庫や物置が倒壊したり、どこかへ飛んで行ってしまうこと自体辛い被害になります。しかし、もしかすると恐ろしい事態はそれだけに留まらないかもしれません。その物置によって誰かが怪我をした場合、さらに事態は深刻になってしまいます。可能ならアンカーを設置するようにおすすめします。

地面が土の場合のアンカー工事方法

下地が土の場合、穴を掘ってコンクリートかモルタルを流し入れ、アンカープレートを固定するという方法を取ることができます。
まず倉庫・物置の四隅に当たる箇所の土を掘ります。深さ、直径とも30センチくらいが良いでしょう。それから倉庫・物置にアンカープレートを取り付け、穴の中に入れます。それからコンクリートなどを流し込んで、アンカープレートを覆うようにします。

下地がコンクリートの場合

下地がコンクリートの場合は、コンクリートに穴を開けてアンカーボルトを使って倉庫・物置を固定する方法を取ります。
まず、アンカーの位置を決める必要があります。アンカーの位置が決まったら、今度はアンカープレートをコンクリートに当てて、穴を開ける位置を正確に決めます。穴はハンマードリルを使い開けます。
その後アンカープレートを物置に取り付けてから、地面とアンカープレートが密着するようにアンカーボルトを打ち込みます。

今回は、スチールでできた物置の台風対策、特に風対策をご紹介しました。台風は思ったよりも恐ろしいものです。甘く見ないようにしましょう。倉庫が飛んでしまったなら、被害は自分だけに留まらないかもしれません。誰かを怪我させる恐れもあります。転ばぬ先の杖ということで可能ならアンカー工事をおすすめします。