コピー用紙でもなんでもグルーガンがあれば何でも製本することができます。製本するのに、ホチキスを使用したり製本テープで製本する人もいます。しかし、厚手の大量の枚数の用紙をきれいに制作したいなら、グルーガンを使用をおすすめします。あまり厚い枚数の用紙はホッチキスでは止まりませんし、製本テープでも綺麗に紙がくっつかなくてバラバラになることもありますので。今回はグルーガンを使って綺麗に製本するポイントをご紹介します。
グルーガンがあると、きれいに背表紙を糊付けして製本することができます。そのポイントをご紹介する前に、そもそもグルーガンとは何かについて説明します。拳銃のような形をしたグルーガンの中には、グルースティックと呼ばれる樹脂が入っています。グルーガンは、その樹脂を熱で溶かして接着させる働きをするアイテムのことです。100円ショップでも扱っています。
高温と低温の2種類がある
グルーガンは高温と低温の2種類があります。以前は、高温タイプのグルーガンがほとんどでしたが、最近は家庭でDIYする人が多くなったこともあり、低温タイプのものが登場しました。高温タイプは170℃以上になります。低温タイプのものは、120~130℃前後に設定されています。高温のグルーガンで接着したもののほうが強度が高いと言えます。
製本は高温タイプのものを使用する
100円ショップで販売されているグルーガンは、低温タイプのものです。低温タイプのもので、製本すると簡単に剥がれてしまう恐れがあります。ですので、製本をする場合は、100円ショップのグルーガンは使用しないようにしましょう。高温用のグルーガンはホームセンターで取り扱っています。また、通販でも入手できます。グルースティックも高温用と低温用に分かれているので、確認してから購入しましょう。
安全のため手袋の使用しましょう
グルーガンは気軽に使用できるアイテムです。しかし、この気軽さが事故を招くことがあります。グルーガンの先は、200℃近くにもなりますし、また溶けたグルースティックが出てきたばかりのときも高温です。間違っても素手で触れることがないようにしましょう。製本でグルーガンを使用するときは、安全のため手袋の使用をおすすめします。
揃えると便利な道具類

今回は、グルーガンを使って製本するときのポイントをまとめてみました。おさらいをすると、グルーガンは高温と低温の2タイプあり、製本で使うのは高温タイプのものです。グルースティックも高温タイプと低温タイプに分かれているので、確認して購入しましょう。そして危険な物を扱っていることを忘れることなく、安全に使用しましょう。