年末くらいは大掃除をしようかと考えるワンルームに住む一人暮らしの人も多いでしょう。でも、どのように掃除をしたら良いのかと考えこむかもしれませんね。今回は、ワンルームに住んでいる一人暮らしの人向けに掃除方法をご紹介します。
大掃除といっても、効率よく手短にしたいと思うものですね。短時間で大掃除を済ませるために、掃除の基本を理解しておくことは大切です。掃除の基本の一つは、「奥から手前へ」、また「上から下へ」です。この言葉は掃除の順番を表しています。掃除は奥から、また上から作業するのが基本です。この手順を守るなら、掃除を効率よく行うことができます。
一番奥の窓ガラスを掃除しよう
大抵のワンルームは、一番奥が窓ガラスになっています。その窓ガラスから掃除を始めるようにしましょう。ガラスの掃除方法ですが、外側は水が入ったバケツと洗車ブラシで窓ガラスを洗うようにします。言うまでもなく、上から下に向かって洗うようにします。外側の窓ガラスは、ほとんどが黄砂や砂粒などです。洗剤を使う必要はありません。汚れが十分に落ちたなら、スクイジーで拭き取るようにしましょう。
天井と壁のホコリを取る
天井と壁は思ったよりもホコリが付いています。そのホコリを取り除くために活用する掃除道具は、掃除機と静電気ハタキです。まずは、脚立などの安全な踏み台に乗り、静電気ハタキで天井のホコリを落とすようにしましょう。次に壁のホコリを落とします。掃除機を持つことができるなら、壁に付いているホコリを掃除機で吸い取るようにします。そして、掃除機で取りきれなかった細かなホコリを静電気ハタキで取りましょう。
キッチンの汚れを落とそう
キッチンの汚れは大部分が水垢と油汚れです。油汚れを取るのに有効な洗剤は重曹です。油汚れの部分に少量の水で溶かした重曹をふりかけ、油と馴染ませます。しばらく置いて、ぼろ布で擦るとキレイに取れます。水垢はクエン酸で取ることができます。クエン酸を適量の水で薄めた液体をスプレーに入れて、気になる箇所にかけるようにします。
お風呂をキレイにしよう
お風呂は酸性やアルカリ性の汚れ、またカビなど色々な汚れが付着しています。酸性とアルカリ性の汚れは、それぞれクエン酸と重曹で落とすことができます。それぞれを水で溶かしスプレーボトルに入れて、気になる箇所に吹きかけます。汚れがひどい場合には、上から食用のラップで覆い、汚れに浸透するようにしましょう。カビはカビ取り剤で除去します。しかし、酸性と塩素系の洗剤は混ぜると大変危険です。クエン酸を使用した後に、カビ取り剤を活用する場合には、クエン酸を完全に洗い流してからにしましょう。
今回は、ワンルームに住む一人暮らしの人の掃除方法をご紹介しました。掃除は肉体労働なので、とても疲れるものです。しかし、新しい気持ちで新年を迎えるためには大掃除は欠かせません。掃除には手順があり、その手順に沿って行うなら比較的短時間で終わります。今年の年末は、部屋の中の大掃除に挑戦して、清々しい気持ちになりませんか。