安全を意識して掃除をする

大掃除をするときに安全を意識することは大切なことですが、特にレンジフードは細心の注意を払い、掃除をすべき箇所です。レンジフードは高いところにあるため、台に乗って行わなければなりません。もし、不安定な台に乗って作業すると、転げ落ちて怪我してしまうことがあります。なので、レンジフードの作業をする前に、乗っても安全な台かどうかを確認するようにしましょう。

掃除を始める前に必ずコンセントを外す

レンジフードの掃除を始める前には、必ずコンセントを外しておくようにしましょう。コンセントを抜かないで掃除をすると、何らかの拍子にスイッチが入ってしまうということもあります。もし、プロペラファンを外していない状態で電源が入ると、大変なことになります。レンジフードを分解せずに表面だけを軽く掃除するだけなので大丈夫だろうと考えコンセントを抜かない人もいますが、簡単な掃除をする場合でも安全のためコンセントを抜くようにしましょう。

ガスレンジや壁を養生する

レンジフードを掃除する前には、レンジフードの下にあるガスレンジや周囲の壁を新聞紙などで養生するようにしましょう。レンジフードを掃除していると、レンジフードから油が垂れてきたり、ホコリが落ちてきたりします。もし養生しないなら、ガスレンジや周囲の壁に油汚れがかかり、それらも掃除をしなければならなくなります。

安全のために手袋をする

レンジフードを分解するときには、ビニールの手袋を着用するようにしましょう。レンジフードを素手で掃除すると手に付いた油汚れが付いてしまい、後で落とすのが大変になることがあります。また、手袋をするのは指などを切らないようにする安全対策のためでもあります。レンジフードの金属部分は鋭利なところもあり、素手で掃除をすると気が付かないうちに傷つくことがあります。

取扱説明書で分解方法を確認する

初めてレンジフードを分解するときには、取り扱い説明書を確認するようにしましょう。最近の新しいレンジフードは作りが複雑になっている機種があります。もし分解方法を確認しないで分解を始めると、途中でどのように取り外したら良いのかが分からなくなったりします。また、無理やり取り外そうとするならレンジフードに損傷を与えてしまうこともあります。なので、複雑な作りのレンジフードは取扱説明書で分解方法を確認してから始めるようにしましょう。

今回は、レンジフードの掃除をする際に、気をつけたい幾つかの点を挙げてみました。レンジフードの掃除は結構大変ですが、汚れがすっかり落ちたときの爽快感は何ともいえません。なので、ぜひ大掃除で取り組みたい箇所ですが、安全には十分に気を付ける必要があります。怪我がないように注意しながら、レンジフードの大掃除を頑張りましょう。