洗剤は大掃除で欠かすことのできないアイテムです。マジックリンなどの洗剤は環境への負荷が大きく、また手荒れの不安がありますが、そのような心配のない洗剤があります。それは、セスキ炭酸ソーダです!そのセスキ炭酸ソーダの実力をご紹介します。
自然に優しく健康被害の心配のない洗剤として重曹を使用している人も多いですが、その重曹よりも使いやすいのがセスキ炭酸ソーダです。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性で洗浄力が強い洗剤ですが、それほど手荒れの心配がありません。また、無機物のために、マジックリンのような界面活性剤よりも環境に負荷がかからないという特徴もあります。
セスキ炭酸ソーダが得意とする汚れ
アルカリ性のセスキ炭酸ソーダが得意とするのは油汚れです。なので、油を使う機会が多いキッチンの掃除には最適と言えるでしょう。キッチンの収納扉や壁などは調理のときに飛んだ油が付着しています。それらの汚れはセスキ炭酸ソーダでキレイに落ちます。また、換気扇の油汚れも落とします。あまりにも酷い油汚れの場合は、落ちないこともありますが、軽いものならセスキ炭酸ソーダで十分です。
皮脂や血の汚れにも大活躍
セスキ炭酸ソーダは皮脂などにも威力を発揮します。なので、スイッチプレートやビニールクロスに付着した手垢などをセスキ炭酸ソーダでキレイに落とすことができます。バスルームにも皮脂による汚れがあります。バスルームの床や壁の下の部分は結構皮脂で汚れます。その部分の汚れもセスキ炭酸ソーダで落とすようにしましょう。さらに、血液による汚れもキレイに落ちるので、活用するようおすすめします。
セスキ炭酸ソーダの使い方
セスキ炭酸ソーダを活用した洗剤の作り方ですが、水3~5リットルにセスキ炭酸ソーダ大さじ1の割合で溶かすようにします。初めは濃度を薄くするようにしましょう。濃度が濃いと、家具などの塗料が剥げてしまうことがあるからです。水よりもお湯のほうが、洗浄力が高くなります。ですので、濃度を上げる前にお湯を使ってみると良いでしょう。
スプレーを活用しよう
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも溶けやすく、スプレー容器に入れても目詰まりすることはありません。なので、スプレー容器に入れて活用することもおすすめします。特に、お風呂掃除は、スプレー容器で行うととても便利です。使用するスプレー容器は何でも構いません。ガーデニングやアイロンを掛けるときに使用する容器を活用することもできますし、また空になった洗剤スプレーを使うこともできるでしょう。
今回は、大掃除で活用できるセスキ炭酸ソーダについてご紹介しました。自然に優しい洗剤として重曹が脚光を浴びていますが、セスキ炭酸ソーダも重曹と同じほど洗浄力があり環境に優しい洗剤です。しかも、手荒れがしにくいなど体への負担も軽いという特徴があります。今年の大掃除にセスキ炭酸ソーダを活用するのはいかがでしょうか。