洗面所には様々な汚れが付いています。石鹸カスやシャンプーの塊、歯磨き粉など洗面ボウルに付着している汚れをどのように取り除くことができるでしょうか。洗面所掃除の注意点とともに、その掃除方法を紹介します。
洗面ボウルが汚れが軽いなら、水を少々含ませたスポンジを使い、擦るだけで簡単に汚れを落とすことができます。しかし、頑固な汚れになると、スポンジで擦るだけでは対処できなくなります。その頑固な汚れを落とすアイテムとしておすすめなのは、ストッキングとクリームクレンザーです。水で絞ったストッキングにクリームクレンザーをつけて磨くと、ほとんどの汚れはきれいに落とすことができます。
スポンジだと効果が出にくい
クリームクレンザーで洗面ボウルを掃除する際に、スポンジを活用しても良いでしょう。しかし、スポンジだと、クリームクレンザーの粒子がスポンジの中に入り込んでしまい、十分に効果を発揮することができません。なので、スポンジよりも、十分な効果が得られるストッキングがおすすめです。しかし、ストッキングも適当に丸めただけでは使いにくいので、少々工夫が必要です。
ストッキングスポンジを作ろう
使い古したストッキングを用意しましょう。片側の、足先から15cm前後のところをハサミで切ります。その足先の部分に、残った部分をクルクルと巻いて丸めてから詰め込みましょう。最後に開いている口の部分を縛るか、あるいは輪ゴムで閉じます。これで少々大きめのストッキングスポンジが完成します。小さめのストッキングスポンジを作りたいなら、両側の足先を10cmのあたりで切り取り、それから残りのストッキングを二等分してクルクル巻き、それぞれの足先の部分に詰め込みます。それで小さなストッキングスポンジが2個できます。
サンドペーパーで汚れを落とす
ストッキングスポンジにクリームクレンザーをつけて磨いても汚れが落としきれないことがあります。その場合、最終的な手段として、サンドペーパーを使用します。サンドペーパーは、1500番~2000番なら陶器を傷付けずに済みます。しかし、サンドペーパーを使う場合注意が必要です。すでにキレイになっているのに、ゴシゴシと磨くと陶器を傷めてしまいます。なので、汚れが落ちているかどうか確認しながら作業するようにしましょう。また乾いた状態でサンドペーパーを使用すると、やはり陶器を傷めます。なので、十分に水で濡らしながら作業するようにしましょう。
蛇口のハンドル部分の掃除
蛇口のハンドル部分は取り外して掃除しましょう。ハンドルのカラーキャップは、マイナスのドライバーで取り外すことができます。そうするとネジが現われますので、ネジを取り外します。ネジはかなりきつく締められているので、ネジ山を潰さないように十分気をつけながら回すようにしましょう。取り外したなら、汚れを落としますが、細かなところに入り込んでいる汚れは使い古した歯ブラシを使うと便利です。
今回は、洗面所の掃除の仕方について紹介しました。洗面ボウルには石鹸や歯磨き粉、皮脂など様々な汚れが付着しています。頑固な汚れの場合、ハウスクリーニングをお願いしないと落ちないのではないかと思うかもしれません。しかし、家庭にある幾つかのアイテムを効果的に使うなら、頑固な汚れも比較的簡単に落とすことができます。年末の大掃除の機会に洗面所も掃除してみるのはいかがでしょうか?